変わりたい人のメディアを作ろうと思ったのは僕が実際に変わりたいと思った24歳の頃の自分に今ならどんな情報提供ができるだろうかと考え、試しにやってみようと思ったのがきっかけだ。とは言っても「ただ人の役に立ちたい!」とだけ思う程僕は気持ちのいい人間ではない。もっともっと成長したいという個人的な願望が先にあって「せっかく勉強して面白いことを知ったら周りに伝えてみよう」それが僕の思考回路だ。でもこの素人の文章が多少でも役立つのであればそれはやった意味がある。だったら思い切って行動しようと決めサーバー契約してwordpressの使い方を調べとりあえず作ってみた。
立ち止まるという危機感
個人ブログを通じて情報発信し出来ることから周りに貢献し自己成長にも繋げたい。今の僕にとって出来る範囲ですぐに取り組める行動はブログだった。
Uniqueというタイトルをつけることにした。自分を変えようと思った時に僕は周りに遥かに劣っていた。基礎教養、常識、スキル、特に目立った能力もなければ強い信念もなかった。でも変わりたかったし遅れてスタートするなら尚更周りとは違うやり方、自分に合うやり方を無意識に模索していた。たまたま僕は海外大学に留学するという選択肢があったのでそれを選び全力を尽くした。それは言い換えれば人と違うユニークな自分を創りだそうとする行動だった。
ユニークな自分になる方法は他にも沢山ある。その為に役立つ情報を発信したい。それがこのタイトルにした由来。僕は普通以上に恵まれた環境にいた。そのぶん自分の出来る範囲で同じように変わりたいと思う人に貢献できればうれしい。せっかくそう思ったのだから立ち止まることなく前進したい。
情報発信と自己成長
情報発信をすることは人に貢献する側面以上に自己成長に繋がるメリットがある。プロじゃない個人が思ったことをネットに書き多くの人に読んでもらえる時代だからこそできるブログやSNSを通じて行う情報発信。ここでできる自己成長はとても重要だ。
まず一つは考える機会が沢山あること。書くということは誰かに伝えたいものがある。アイデアが浮かべばその都度それをわかりやすくまとめる。想定する読者について考えどの様な視点で書けば伝わるか考えることはとても難しくチャレンジングで面白い。
次に勉強する機会があること。色々考えていると知識不足であることがすぐにわかる。その都度読書をしたり人と話したりして内容をまとめていく。情報発信しようとすると必ず勉強する必要がでてくる。具体的に情報発信という目的があると勉強はそこまで苦でなくなる。
最後に書いたことが記録として残ること。普段人は色々なことを考え時には素晴らしいアイデアが浮かぶ。「こんな商品があったらいいな~」なんて思っていたらそれが実際に現れるという経験は多くの人がしていると思う。ビジネスに関連しないことでも問題に直面した時に色んなことを考え学ぶ。でも残念ながらそれを忘れるのはとても簡単だ。情報発信は自分で勉強してそのインデックスをわかりやすく周りに伝え一緒に学ぶ機会を広げることになる。その活動のすべてが記録として残る。その時、その場所でひらめいたことや考えたことをまとめ残すことはデザイナーやアーティストが作品をポートフォリオとして残すようなものだと僕は思う。文章を創造しそれを自分の作品だと考えることができれば形の残しずらいアイデアを仕事とする人にとってはその作品を人に開示できるようになる。それが継続的なやる気に繋がる。
情報発信と情報集積
情報発信は不思議なことに発信したらそれだけ自分の知らない情報が舞い込んでくる。「君これ興味あるならこんなイベントあるよ!」とか「こんな人知ってるから紹介しようか??」とかいろいろ。大学留学をしていた頃の僕のライフスタイルは基本キャンパス内か自宅で勉強するだけでそこまで多くの人と会ったりコミュニケーションを取ることができない。ミートアップに行ったとしてもその場で話すことは軽い挨拶と自己紹介なのであまり色々な話はできない。しかし、一度SNSなどで繋がると僕が書くブログを読んでもらうことで相手の印象に残る。真剣に書けばそれだけ相手にも真剣に読んでもらえ質の高い返事やフィールドバックを貰えることがある。そうして人間関係が少し継続することに繋がり多くの人から色んなことを教えてもらえる機会を作ることができる。
自分の足で稼ぎ、人と会い情報を引き出そうとしたならば相当な時間がかかる。情報発信自体が直接人と会って話すことの代替にはならないが多くのチャンスを生む。仮に一つの記事のページビューが一晩で1000ページだとしてまともに読んでくれた人が5%だとしても50人に自分の考えを伝えることが出来たとしたらそれって結構すごい。過去に自分の留学する経緯をまとめた記事を書き65万ページビューを獲得したことがあった。その5%は3万2500人なのでこんな経験をしてしまったら情報発信から得られるメリットを軽視することはできない。
これらの理由で僕は情報発信をこれからも細々と続け小さいかもしれないけどできることからイノベーションを起こしていきたい。